日産 田川常務「第3四半期までしっかりした業績」…2016年3月期予想は据え置き

自動車 ビジネス 企業動向
日産の田川常務
日産の田川常務 全 1 枚 拡大写真

日産自動車は2月9日、2017年3月期の第3四半期累計(4~9月期)連結決算を発表した。想定よりやや円安傾向にあるものの、通期業績予想は据え置いた。

4~9月期は為替の円高が2614億円の減益要因となり、営業利益は前年同期比14%減の5032億円となった。グローバル販売は日本が低迷したものの、北米や中国の伸びなどにより3%増の399万台と堅調だった。純利益は9%減の4142億円。

通期ではグローバル販売を560万台(前期比3%増)と計画している。前提の為替レートは1ドル105円などとしてきた従来のレートを保持。業績予想も営業利益7100億円(11%減)、純利益5250億円(0.2%増)としている従来の数値を据え置いた。

記者会見した田川丈二常務執行役員は「為替が逆風になったものの、しっかりした業績を確保することができた。今年度も多額のキャッシュフローを確保するなど日産の経営は順調」と評価した。

《池原照雄》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 狭い道! 制限1.7mでコンクリートブロック付き、道幅は5mあるけど?…東京都板橋区
  2. ニックネームは“赤いコスモ”、50年前に登場した2代目ロータリースポーツ【懐かしのカーカタログ】
  3. ダンロップのオールシーズンタイヤが安く買えるようになる?…独占禁止法の疑い
  4. 【レンジローバー ヴェラール 新型試乗】ああ、紛うことなくレンジローバーだ…島崎七生人
  5. トヨタの新型EV『アーバンクルーザー』をくまなくチェック!…詳細画像記事ベスト5 2025年上期
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る