【キャンピングカーショー2017】車中泊やレジャーに使える車いす移動車…アクティブマイキャビン

自動車 ニューモデル モーターショー
ワークヴォックス「アクティブマイキャビン」
ワークヴォックス「アクティブマイキャビン」 全 20 枚 拡大写真

幕張メッセで2017年2月2~5日に開催された「ジャパンキャンピングカーショー」。ワークヴォックス(京都府京田辺市)は、車中泊やレジャーに使える車いす移動車『アクティブマイキャビン』を出展していた。

これまで同社がカスタムシートの製作やキャンピングカー製造で培った車両改造技術を、福祉の分野でも活(い)かそうと企画したもので、トヨタ『ハイエース』ロング ハイルーフがベース車両となっている。

そのコンセプトは「車いすが必要な方が快適に、気軽に出掛けることができる車」(田中将太コンサルティングゼネラルマネージャー)。機能性と快適性を重視して、家をそのままキャビンに詰め込んだような車両に仕立て上げたという。

「テレビや冷蔵庫、手洗いシンク、それにトイレも使うことができるし、寝ることもできる。もちろん車いす用リフトやスロープが装着されているので楽に車に乗れる。外出をためらいがちなハンディキャップのある方でも、こんな車なら気軽に乗れるのではと企画しました」(田中さん)。

オプションの車いすリフト・スロープはイタリアのフィオレラリフト社製で、プラットフォーム展開を手動で行う半自動モデルを採用。格納中は横展開もできるので、車いすの後方固定が容易に行えるだけでなく、荷物の積み込みもスムーズに行える。また、運転席には手だけで運転可能なセルフドライビングシステムもオプション設定。アクセルリング&ブレーキレバーは長距離運転のサポートとしても使用できるから便利だ。

ライトイエローのボディカラー、アルミホイール&ローダウンの足回り、木目調の内装など、見た目もいわゆる”福祉車両”とは一線を画していた。

《嶽宮 三郎》

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