【ボルボ V90CC 海外試乗】断言!デザインに惚れて選んでも後悔しない1台…竹岡圭

試乗記 輸入車
竹岡圭さんとボルボV90クロスカントリー
竹岡圭さんとボルボV90クロスカントリー 全 17 枚 拡大写真

ボルボと言えばスウェーデン。スウェーデンと言えば北欧。今は冬…。と覚悟して出掛けたわりには、暖かかったんですよ。最高気温マイナス2度。4月上旬の気温だったんだそうです。

それでもストックホルムからさらに飛行機で1時間北に向かったエステルスンドでの試乗だったのですが、その付近の凍った湖上でのテストドライブはメチャクチャ楽しかったです~。あっ、そうではなくて、ボルボのよさをしっかり体感できました!

今回試乗したのは、『V90クロスカントリー(CC)』のAWDのT6モデルと、『XC90』のT8の2台。特にV90CCは注目の新型車となりますが、これがV90とXC90のちょうど間くらいのアイポイントとヒップポイントの高さが利いていて、とっても乗りやすいんです。結構大きなDセグメントのクルマではあるのですが、いい意味で大きさとか億劫さを感じさせないんですよね。自分の手足感覚で操れる感が、しっかり残されているんです。

おかげで、湖上で気持ちよく振りまわすことができちゃいました。ボルボというと、安全性が注目されますけど、いわゆる厳しい環境の中で、これだけの走りができるのなら、最新鋭安全デバイスが働く前にドライバーのコントロールでなんとかできちゃうんじゃない? と思わせてくれたくらい。

その安全デバイスも、ESCの介入を抑えるスポーツモードを選択していれば、氷上でのスポーツドライビングでもカッタルサはまるでありませんでしたしね。

デザインに惚れて選んでも後悔しない1台。と断言しちゃっていいと思います!

■5つ星評価
パッケージング:★★★★★★
インテリア/居住性:★★★★★
パワーソース:★★★★★
フットワーク:★★★★★
オススメ度:★★★★★

竹岡圭|モータージャーナリスト・タレント
「クルマ&カーライフは楽しくなくっちゃネ!」をモットーに、さまざまな媒体で「喋って・書いて・走って」を実践する女性モータージャーナリストとしてカーライフ全般を女性の視点からレポートする。モータースポーツでも、耐久レースやラリーレイドなど数々のレースに参戦するなど、硬軟幅広く携わる。日本自動車ジャーナリスト協会(A.J.A.J.)理事、日本カー・オブ・ザ・イヤー選考委員。

《竹岡圭》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 車内すっきり! ワンタッチでCarPlayがワイヤレスに、「OTTOCAST MINI」発売
  2. アストンマーティンの新型『ヴァンテージS』がSNSで話題に、「これで攻めたら絶対楽しい」「乗れる男になりたい」など期待の声
  3. カーボンで武装した“走り”のロールスロイス、英アーバンが約9000万円で発売へ
  4. 劇的に流麗! アウディ『Q3スポーツバック』新型に備えよ
  5. ポルシェデザインのタワマンは最高72億5000万円、アジア初バンコクの物件が日本発売へ
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. リチウムイオン電池の寿命を2倍に、矢崎総業、バインダフリー電極材料を開発
  2. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  3. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  4. 中国EV「XPENG」、電動SUV2車種を改良…新電池は12分で80%充電可能
  5. スズキ初のBEVはなぜ「軽EV」じゃない?『eビターラ』開発者が語る「EVの悪循環」と「スズキの強み」
ランキングをもっと見る