仏当局、PSAグループの調査結果を検察に提出…排ガス不正の可能性

自動車 ビジネス 企業動向
実用燃費と排ガス性能を計測中のプジョー308
実用燃費と排ガス性能を計測中のプジョー308 全 1 枚 拡大写真

フランスの当局が、フランスの自動車大手のPSAグループが、排ガス不正を行った可能性があるとの調査結果をまとめたことが分かった。

これは2月9日、フランス経済財政産業省の競争/消費者問題/不正行為防止総局(DGCCRF)が明らかにしたもの。DGCCRFは、「PSAグループが排ガス試験時、排ガス中の有害物質の量を不正に操作した可能性があるとの調査結果を、検察に提出した」と発表している。

DGCCRFはこれまで、PSAグループの一部ディーゼル車に関する排ガス調査を、第3者機関と共同で実施。排ガス中のNOx(窒素酸化物)の量などを測定した結果、排ガス不正が行われた可能性が高いとの結論に達したという。

なおDGCCRFは、2016年2月にフォルクスワーゲングループ、同年11月にルノーについて、排ガス不正が行われた可能性が高いとの調査結果を、検察に提出している。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. そのホイール、何年使ってる? 知られざるアルミホイールの寿命と見極め術~カスタムHOW TO~
  2. 2人乗りの特別なトヨタ『シエンタ』登場に「日本一周したい」「こういうの欲しかったんだよ」など反響
  3. ダンロップのオールシーズンタイヤが安く買えるようになる?…独占禁止法の疑い
  4. ファン必見!『ミニGSX-R』は1000台注文あれば販売される!?「鈴鹿8耐」最注目の“スズキの隠し球”
  5. フォード『ブロンコ』が60周年、初代をオマージュした記念パッケージが登場
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る