ベントレーコンチネンタルGT V8Sムーンクラウドエディション…日本向け12台の限定車登場

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ベントレーコンチネンタルGT V8Sムーンクラウドエディション
ベントレーコンチネンタルGT V8Sムーンクラウドエディション 全 8 枚 拡大写真

ベントレーモーターズジャパンは、ベントレー『コンチネンタルGT V8S』をベースにした限定車、『コンチネンタルGT V8S ムーンクラウドエディション』を12台限定で発売した。価格は2410万円。

「この限定車はリテーラー(ディーラー)からのリクエストによって作られた」とは同社マーケティングPRマネージャーの横倉典氏の弁。

最も目を惹くのはエクステリアカラーだ。「ベントレーのブランドパートナーであるブライトリングジェットチームの特別限定車から着想を得たデュオトーン(ツートンカラー)だ。日本でもデュオトーンが受けるのではないか、ぜひ作ってほしいという要望のもと、ベントレーの特別注文部門のマリナーの手で作られた」という。因みにクーペのデュオトーンは日本初である。

そのコンセプトは、「月夜に映えるクルマを作ろうというもので、 “ムーンビーム(月の光)”というシルバーと、黒らしい黒の“オニキス”の組み合わせのボディカラーだ」と説明。

インテリアも黒を基調としており、「ベルーガという黒のハイド(革)にピアノブラックのウッドパネルが配されている」という。

そのインテリアには、クラインブルーという差し色が入る。このイメージは、「月夜に浮かぶ雲のうっすらと青味が感じられる光をイメージしており、このカラーでエレガントな印象を与えている」と横倉氏。シートや、ダッシュボード、ドア、ステアリングのステッチのほか、フロアマットやトランクのカーペットのパイピングなどに使用されている。また、インパネ中央にあるブライトリングの時計のフェイス部分にもクラインブルーの指し色が入っているほか、シートの刺繍もクラインブルーの糸で刺繍されている。

《内田俊一》

内田俊一

内田俊一(うちだしゅんいち) 日本自動車ジャーナリスト協会(AJAJ)会員 1966年生まれ。自動車関連のマーケティングリサーチ会社に18年間在籍し、先行開発、ユーザー調査に携わる。その後独立し、これまでの経験を活かしデザイン、マーケティング等の視点を中心に執筆。また、クラシックカーの分野も得意としている。保有車は車検切れのルノー25バカラとルノー10。

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