【CeBIT 2017】ドイツでのIT見本市、日本からの出展は過去最大規模…スノーデン氏ら参加

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記者発表会では、日本からの出展社を代表して12社のプレゼンテーションも行われた
記者発表会では、日本からの出展社を代表して12社のプレゼンテーションも行われた 全 1 枚 拡大写真

3月20日からドイツのハノーバーで、B2BのITソリューションに関する世界最大の展示会である「CeBIT」が開催される。今回日本はパートナーカントリーとして参加し、大手グローバル企業から中小・スタートアップ企業まで、過去最大の出展規模となる見込みだ。

CeBIT 2017の記者発表会が2月15日に東京で開催され、主催者であるドイツメッセ社の広報リーダー、ハードヴィッヒ・フォン・ザース氏が来日し、見どころなどを語った。

「今年のCeBITの一つ目のテーマは、AIです。GoogleのAIが囲碁の世界で注目されたことは皆さんご存知でしょう。またバーチャルリアリティも重要なテーマです。医療の分野でも様々な活用提案がなされています。つづいてはIoTです。スマートシャトルやドローンでの利用事例をハノーバーの会場でご覧になれます」

「デジタル化によって境界のないビジネスチャンスが広がります。CeBIT 2017では、 "d!conomy - no limits"(デジタル化とエコノミーをつなげた造語) というメインテーマを掲げています」

アメリカ・ラスベガスで1月に開催されたCESとの違いについて同氏に聞いたところ、「CESは消費者向けの家電やエンターテインメント用デバイスが中心ですが、CeBITはエンタープライズ領域をターゲットとしている点が最大の違いです」との回答を得た。

「CeBITは、例えば企業のデジタル化、バリューチェーンのデジタル化といったソリューションを展示しており、B2Bのビジネスチャンスを創出する場です。CESのように、テレビやヘッドフォン、スマート家電といった、デバイスそのものの見本市ではありません。そのため、来場者も企業のビジターが多く、また、その30%がドイツ国外からの参加という特徴もあります」

CeBITのグローバルカンファレンスでは、アメリカ国家安全保障局の内部告発で有名なエドワード・スノーデン氏の参加(ロシアからのライブストリーミング)が発表された。そのほか、GoogleでAI開発を指揮する人工知能の世界的権威、レイ・カーツワイル氏、SNSの情報からその人の特性を割り出す数学的手法を確立したスタンフォード大学のマイケル・コシンスキー博士など、著名な講師陣が参加するとした。

CeBIT 2017は、3月20日にドイツのハノーバーで開催される。前夜祭には、ドイツのメルケル首相、日本の安倍首相が登場する予定だ。

《佐藤耕一》

日本自動車ジャーナリスト協会会員 佐藤耕一

自動車メディアの副編集長として活動したのち、IT企業にて自動車メーカー・サプライヤー向けのビジネス開発を経験し、のち独立。EV・電動車やCASE領域を中心に活動中。日本自動車ジャーナリスト協会会員

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