「ReBorn」リボーン、大阪から到着、2月18日から相互運行...ウィラーエクスプレス

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バスタ新宿に到着した大阪からの就航便「ReBorn」(リボーン)
バスタ新宿に到着した大阪からの就航便「ReBorn」(リボーン) 全 2 枚 拡大写真

ウイラーエクスプレスのフラッグシップモデル「ReBorn」リボーンの初就航便が、ほぼ満席の状態で18日早朝6時20分、東京・新宿のバスタ新宿に到着した。

乗客の表情は、穏やかだ。同社が約20種類のシート開発の末にたどりついた「眠りのための最適のシート」のせいか。運転士に反応を利用者のたずねると「まだわかりません」と、初就航の緊張を崩さなかった。リボーンはここで終点でなく、東京駅まで向かう。

リボーンの特徴は、周囲の乗客が気にならないプライベートな雰囲気を確保しながら、身長180cmの体型でも、のびのび横になることができることだ。

ゆとりの3列全18席で、乗車時の乗り心地を最大にするため通路を狭め、最大傾斜156度、最大幅59センチを確保したシートは、加減速で前後に揺れるからだをしっかり支え、道路のジョイントの段差の突き上げを最大限吸収して眠りを妨げない。

その秘密は、FRP製の硬いシェル(外殻)の中にシート全体が包まれていること。この外殻が騒音、振動から乗客を守るだけでなく、備え付けの読書灯を付けても気にすることないほど、ほどよく周囲を遮断してくれる。その構造は、航空機のファーストクラスシートに似ている。

18日の東京発リボーンは、JR大崎駅(品川区)を23時30分に出発。バスタ新宿を経由して、ウイラー・バス・ターミナル(WBT)大阪梅田を経由、なんば大阪シティエアターミナル(OCAT)大阪梅田に翌8:45に到着する。大阪~東京を約8~10時間で結ぶ。18日からは双方向運行になる。運賃は1万0800円から。曜日によって変動する。

《中島みなみ》

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