横浜ゴム、減収減益…円高や海外市場の価格競争激化が要因 通期決算

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横浜ゴムは2月20日、2016年1~12月期の連結決算を発表した。

それによると、売上高5961億9300万円(前年同期比-5.3%)、営業利益423億1700万円(-22.4%)、経常利益は391億3100万円(-20.7%)、純利益は187億8700万円(-48.3%)だった。円高や価格下落など市場環境の悪化で海外が伸び悩んだ。

主力のタイヤ事業は、売上高4505億6200万円(-10.0%)、営業利益363億2900万円(-15.6%)の減収減益だった。国内新車用は自動車生産台数の減少や価格下落により売上高は前年を下回ったが、原材料価格の下落により増益。国内市販用は高付加価値商品の販売に注力した結果、販売量は減少したものの、商品ミックス改善などにより増益となった。海外は円高や価格競争の激化で減収減益となったものの全体での販売量は増加。北米は横ばい、欧州は新規販路が販売に寄与するなど好調に推移したほか、中国でも新車用タイヤが好調を維持した。

今期の業績見通しは、売上高6600億円(前年比10.7%増)、営業利益475億円(同12.2%増)、経常利益435億円(同11.2%増)、純利益300億円(同59.7%増)とした。

《纐纈敏也@DAYS》

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