ZMP、小型自律移動ロボットを発売…屋内位置検出システムなど搭載

自動車 テクノロジー 安全
Khepera IV 周辺環境認識パッケージ
Khepera IV 周辺環境認識パッケージ 全 1 枚 拡大写真

ZMPは、マルチセンシング自律移動ロボット「Khepera IV」に屋内位置検出システムとレーザーレンジファインダーを搭載した「Khepera IV 周辺環境認識パッケージ」を2月22日より発売した。

新製品は、スイスのロボットベンチャー K-Team社が開発した最新自律移動ロボットの研究開発用パッケージだ。Khepera IV本体は、直径140mmのコンパクトなボディに、カメラ、12個の赤外線センサ、5個の超音波センサを搭載し、C言語で制御プログラムを開発可能。独立二輪駆動方式を採用することで、4~7時間の長時間実験にも対応する。

今回発売する周辺環境認識パッケージでは、屋内位置検出システムで天井に貼付されたマーカーを検出した結果と、レーザーレンジファインダーの周囲形状の検出結果を統合することで、より高精度な自己位置推定を実現。また、外部から交換可能なバッテリーキットを搭載し、電池が切れることなく開発を行うことができる。高精度の周辺環境認識結果を用いて、屋内実験環境でのロボット制御・自律移動の研究、群制御によるシミュレーションや協調制御アルゴリズム等の開発に活用できる。

価格(税別)は99万4000円。

《纐纈敏也@DAYS》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. レクサス『LM』対抗!これがメルセデスベンツ最高級ミニバン、『Vクラス』後継の最終デザインだ
  2. 下請法が「取適法」に…2026年1月施行の改正ポイントは?
  3. 販売わずか3年の希少車種、「角目」のいすゞ『117クーペ』【懐かしのカーカタログ】
  4. 三菱『デリカミニ』がフルモデルチェンジ!「やんちゃ坊主」感アップ、走りも三菱らしく進化
  5. 「めちゃくちゃ好きでした、さよなら」フォードGTの販売終了に対しファンからは悲しみの声
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る