【トライアンフ ストリート スクランブラー】ネオクラシックブームのベンチマーク…「トレンドセッターへ」野田社長

モーターサイクル 新型車
トライアンフモーターサイクルズジャパン、新型車発表会にて。
トライアンフモーターサイクルズジャパン、新型車発表会にて。 全 19 枚 拡大写真

トライアンフモーターサイクルズジャパンの野田一夫代表取締役社長は、メディア向け発表会で新型『ストリート スクランブラー』を次のように説明した。

「スクランブラーというモデルは根強い人気がありまして、昨年末から問い合わせが殺到しておりました。先代モデルは2006年にデビューした空冷モデルで、アップマフラーが非常に美しいということで、たいへん人気を博したモデルでした」

「新型はさらにスタイリッシュなモデルになっていまして、価格面でも多くの方に自由に駆け抜ける歓びを届けたいと、魅力的なものになっています」

「兄弟モデルとして、ストリートツイン、ストリートカップがすでに導入されています。昨今はネオクラシックがブームでもあります。これら3台はネオクラシックブームのベンチマークモデルというかたちで取り上げていただけるのではないかと思っています」

「ご存知の通り、いろいろなメーカーからスクランブラーモデルが導入されております。いわゆるスクランブラートレンドというものがあります。トライアンフのスクランブラーは、そういうトレンドをつくっていくような、トレンドセッターに乗っていただきたいと思っています」

「トライアンフならではの作りの良さ、本物感を求める人に乗ってもらいたいです」

「デザインの特徴はなんといっても、綺麗につくられたアップマフラーです。そして高品質なペイントで塗装されています燃料タンク。ストライプにつきましては職人が1台ずつ手作業で仕上げています」

「シートにつきましては高品質なアルカンターラ調ですし、ラゲッジラックなど純正カスタムパーツも用意しています」

「エンジンは900ccの水冷パラレルツイン。これはストリートカップやストリートツインに搭載されるものと同じですが、ストリート スクランブラー専用のチューニングがされています」

「270°クランクを採用していますので、鼓動感を感じるフィーリングの気持ちの良いエンジンです。先代の空冷モデルよりトルクが太くなっており、特に2750回転から4750回転、この中低速域でのトルクが非常に太くなっています」

《青木タカオ》

モーターサイクルジャーナリスト 青木タカオ

バイク専門誌編集部員を経て、二輪ジャーナリストに転身。多くの専門誌への試乗インプレッション寄稿で得た経験をもとにした独自の視点とともに、ビギナーの目線に絶えず立ち返ってわかりやすく解説。休日にバイクを楽しむ等身大のライダーそのものの感覚が幅広く支持され、現在多数のバイク専門誌、一般総合誌、WEBメディアで執筆中。バイク関連著書もある。

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