ボッシュとIBM、産業用IoTで提携…車載ソフト更新の効率化も可能に

自動車 ビジネス 企業動向
IBMとの提携を発表するボッシュ首脳
IBMとの提携を発表するボッシュ首脳 全 1 枚 拡大写真

ドイツの自動車部品大手、ボッシュは2月16日、IBMと産業用のIoT(モノのインターネット化)分野で提携すると発表した。

ボッシュはIoT Suiteサービスを、オープンスタンダードをベースにしたIBM「ブルーミックス」とIBM「ワトソン」IoTプラットフォームを通じて提供。これにより、顧客企業の持つ多数のIoTデバイスについて、効率的なアップデートを可能にする。

たとえば、自動車メーカーにとっては、数百万台規模の車両のソフトウェア更新を、整備工場を介すことなく、効率的かつ安全な方法で計画し、実行できるというメリットが生まれる。

ボッシュソフトウェアイノベーションズのRainer Kallenbach CEOは、「IoTがビジネスから生活まで、すべてを変えようとしている。エコシステム内で広く協業できる企業だけがこの変革を乗り越え、成功を手にすることができる」と述べている。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. コンパクトカーやミニバンにも対応! ソフト99の布製タイヤチェーン「モビルシュシュ」普通車サイズを拡充
  2. トヨタの米国ミニバンが「エスティマ難民」の受け皿に? 新型発表で高まる「日本導入」への期待
  3. 『ハイエース』ベースのキャンピングカー「ネクストアーク」、398万円で限定5台販売へ…お台場キャンピングカーフェア2025
  4. ポルシェ『カイエン』新型、史上最強1156馬力のフル電動SUVに…1335万円から
  5. “変な”ジャパンモビリティショー2025、失望と希望…海外報道
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る