阪神高速は、光の流れでサグ渋滞の減少を狙う

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3号神戸線東行きの深江サグ(深江~芦屋)に設置している速度回復誘導灯
3号神戸線東行きの深江サグ(深江~芦屋)に設置している速度回復誘導灯 全 2 枚 拡大写真

阪神高速は、”光の流れ”でサグ渋滞の減少を図った。

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阪神高速では3号神戸線東行きの魚崎~芦屋間の深江サグに「速度回復誘導灯」を設置した。「速度回復誘導灯」は、一定間隔で連続的に設置した点滅灯を、交通状況に応じた一定速度で光が流れるように点滅させるシステム。

このシステムにより、3号神戸線東行きの魚崎~芦屋間の深江サグを先頭としたサグ渋滞が、7割減少した。

高速道路上の緩やかな上り坂や、下り坂から上り坂に差し掛かる区間をサグという。サグ渋滞とは、サグ部で無意識の速度低下が原因で、後続車が連鎖的にブレーキをし、渋滞が発生する減少。深江サグも、阪神高速道で最も激しい渋滞の先頭箇所の一つとなっている。

サグ渋滞を防ぐ「速度回復誘導灯」は、サグ渋滞の原因である無意識の速度低下を緩和させることを目的としたシステム。ドライバーの走行速度の変化にきめ細やかに対応した"光の流れ"を創り出し、”光の流れ”が、ドライバーの速度回復を支援する。

生物が光刺激に反応して移動する性質(走光性)に着目し、無意識の速度低下が引き起こしているサグ渋滞対策に”光の流れ”が活用できると阪神高速では考えた。速度回復誘導灯は、一定間隔で連続した点滅灯を、設置区間で観測した速度よりも少し早めの速度で光が流れるように、点滅させる仕組みとなっている。設置区間を4ブロックに分け、ブロックごとに走行速度を観測し、観測速度に応じた点灯速度で動的に運用することで、車の速度変化にきめ細やかに対応した「光の流れ」を創り出す。

阪神高速では、2016年度は、より速度回復効果の高い運用について検証を重ね、2017年度の本格運用を目指す。

《編集部》

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