女性視点だからって甘くない…すた丼に攻めの春限定メニュー 3月1日から

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「伝説のすた丼屋」「名物すた丼の店」の春限定メニュー「W×Wローストビーフ丼」
「伝説のすた丼屋」「名物すた丼の店」の春限定メニュー「W×Wローストビーフ丼」 全 7 枚 拡大写真
豚バラ肉とニンニク醤油の香り、まん中に玉子がのるガッツリ系の「すた丼」に、女性視点を採り入れた新メニューが期間限定で登場する。その名も「W×Wローストビーフ丼」。3月1日販売の直前、2月27日にメディア発表が都内で行われた。

すた丼は、「ジューシーで柔らかな豚バラ肉に“秘伝のニンニク醤油ダレ”を絡めて、高火力と中華鍋を操る職人技で一気に炒め上げ、並盛でも茶碗約3杯分もの大盛りご飯の上に盛った丼ぶり」。この“ガッツリスタミナ系豚丼”を展開する全国73店舗で、3月1日~4月30日の期間限定で発売されるのが、「W×Wローストビーフ丼」だ。

W×Wローストビーフ丼は、牛モモ肉のローストビーフと牛バラ肉という2種類(W)の肉に、ローストビーフソースと「ガリマヨソース」のWソースでまとめたひと品。ガリマヨソースは、クリームチーズソースをベースにマヨネーズとガーリックペーストを組み合わせ、「すた丼屋らしいガツンとパンチの効いた丼に仕上げた」という。価格は980円。

仕掛けたのは、「伝説のすた丼屋」「名物すた丼の店」などを手がけるアントワークス(東京都中野区)の商品開発課 小津貴仁課長や、営業戦略部 昆野明日香係長ら。

ボリュームあり、ニンニクありのガッツリ丼として、男性ファンが多いイメージのすた丼新メニュー開発に、女性が加わった経緯について、昆野課長はこう話していた。

「もともと、“すた丼好き”な既存ユーザーは、男性が8、女性が2という割合。たとえばビジネス街などのエリアによっては、スーツ姿の女性たちも来店する。よく見ると、口臭ケア剤やミント剤などを大量に抱えている。それだけ“食べたい”という想いがある。そんな女性たちにもすた丼の魅力を広げたく開発にかかわった」

1971年に登場したすた丼。現在のメインユーザーは「30~40代の男性」(小津課長)で、今後の若い人たちの取り込みが課題だったというが、昆野課長をはじめとする開発陣は、「そんなに甘くない」という。

「味付けは、女性にもウケるようにといっても、やさしくしない」。アツアツの豚バラ肉ニンニク醤油炒めではなく、あえて冷たいローストビーフで世に問う春限定メニューも、試してみると確かに、がっつりとニンニクが効いていた。

《レスポンス編集部》

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