JR中央線に架かる国分寺陸橋 3月16日開通…3月11日には一般開放

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新府中街道(国分寺3・2・8号線区間)国分寺陸橋
新府中街道(国分寺3・2・8号線区間)国分寺陸橋 全 3 枚 拡大写真

JR中央線に残る“地上区間”の国分寺駅周辺に、線路を跨ぐ南北方向道路が3月16日に供用開始する。「国分寺陸橋」を含む、新府中街道1.1km区間だ。3月11日には、開通前の道路に立ち入れる記念見学会が実施される。

今回開通する新府中街道(国分寺3・2・8号線区間)国分寺陸橋は、西国分寺駅の500m西、JR武蔵野線と中央線を短絡する地下トンネルの出口付近に架かる。

「もともと国分寺市内では、JR中央線を越える南北方向の道路が少なく、渋滞が課題だった。この国分寺陸橋の開通で、小平や府中へと行くクルマなどのバイパスとなり、南北方向の道路の渋滞緩和にもつながる」(国分寺市)

JR武蔵野線とほぼ並んで走る府中街道は、東西に延びる甲州街道(国道20号)、東八道路(都道14号)、五日市街道(都7)、青梅街道(都5)、新青梅街道(都5)などを南北に結ぶ道として「いつも渋滞する」という。

「五日市街道と府中街道が交差する小川町東・西交差点では、府中街道がクランク状で、通行車は2段階右左折を強いられる。渋滞や歩行者との接触危険性など、課題も多い」(小平市)

府中街道の西側を並走する新府中街道は、東京都立武蔵台学園付近の多喜窪通り交差地点まで完成している。今回はこの多喜窪通り交差地点から北1.1kmが完成し、片側暫定2車線の車道と4m幅の歩道でJR中央線を越えられるようになる。

新府中街道の北側・小平区間(事業中)は、府中街道がクランク状で結ばれている小川町西交差点付近に直線的に合流し、「完成すれば府中街道の渋滞もさらに緩和すると見込む」(東京都北多摩北部建設事務所)。

国分寺陸橋付近の記念見学会は、3月11日 10時30分~12時。国分寺陸橋の車道を歩いて渡ることができる。

《レスポンス編集部》

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