ヤマハ TMAX530、2017年モデルを発売…電子制御スロットルや軽量フレームを新採用

モーターサイクル 新型車
ヤマハ TMAX530 DX
ヤマハ TMAX530 DX 全 16 枚 拡大写真

ヤマハ発動機は、水冷2気筒530ccエンジンを搭載するオートマチックスポーツコミューター『TMAX530』をモデルチェンジし、4月7日から発売する。

2017年モデルは、ヤマハスクーター初となる電子制御スロットル「YCC-T」を採用し、滑らかなレスポンスとスポーティなパワーを両立。またTCS(トラクション・コントロール・システム)を採用し、濡れた路面や未舗装路での発進性を向上させた。さらに状況に応じた走行モードを選べるD-MODEを装備。市街地での扱い易さを重視した「Tモード」、パワーやスポーティな走行フィーリングを重視した「Sモード」の2種類を楽しむことができる。

また、新設計の軽量アルミダイキャストフレームを採用したほか、2次駆動用のVベルトは軽量で強度に優れた25mm幅ベルトとし、あわせて前後プーリーも新作。バネ下重量低減を図る新作4.50インチ幅リアホイール(現行5.00)、軽量タイヤ、樹脂製リアフレームなどの相乗効果で大幅な軽量化を行った。

足回りでは新設計のアルミ製リアアームを採用。現行比で40mmロング化し、駆動力変化に伴う対地角変位量を最適化。新設計のリンク式モノクロスサスペンションを組み合わせることで、自然な操舵感、優れた旋回性、素早い切り返しを実現している。

エクステリアでは、精悍で引き締まったフロント周りと40mm伸びたリアアームの存在感を強調することで、軽快感のあるスポーティなプロポーションを実現。インテリアでは、塗装部品を増やして新規性を演出。レッグシールド左右のリッドには職人手作りの成形型によるテクスチャーラインを入れるなど高級セダンのようなイメージを醸し出すエレガントな印象を実現した。

カラーはマットブルーとダークグレーの2色を設定。価格はスタンダード仕様の「SX」が124万2000円。クルーズコントロールシステムや電動調整式スクリーンの採用など快適装備を充実させた「DX」が135万円。

《纐纈敏也@DAYS》

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