【ジュネーブモーターショー2017】レクサス LS500h 新型初公開…自動操舵が可能に

自動車 ニューモデル モーターショー
レクサスLS500(ジュネーブモーターショー2017)
レクサスLS500(ジュネーブモーターショー2017) 全 20 枚 拡大写真

レクサスは3月7日、スイスで開幕したジュネーブモーターショー2017において、新型『LS』のハイブリッド車、「LS500h」を初公開した。

新型LS500hには、「マルチステージハイブリッド」を搭載。2GR-FXS型3.5リットルV型6気筒ガソリンエンジンは、最大出力300hp、最大トルク35.7kgmを発生。モーターと合わせたシステム全体で、360hpのパワーを引き出す。

また、新型LS500hには、レクサスのフラッグシップにふさわしい最先端の予防安全パッケージを搭載。車両への追突、対歩行者、走路逸脱、交差点(出会い頭衝突)という、深刻な事故につながる4つの事故形態をカバー。さらに、危険な状態に近づく前の注意喚起の領域でのドライバーへの情報提供から、衝突回避の領域における自動操舵を利用した操舵回避まで、事故の防止を支援する新機能を採用する。

自動操舵で衝突回避支援するプリクラッシュセーフティは、世界初の装備。進行方向に歩行者が飛び出してきた場合に、車両前方のカメラで衝突の可能性を検知。大型HUD(ヘッドアップディスプレイ)への表示により、従来の警報よりも早いタイミングからドライバーを危険な状態に近づけないよう注意喚起する。

さらに、カメラとミリ波レーダーの情報に基づき自動でブレーキをかけ、ブレーキだけでは回避できないとシステムが判断した場合、車線内の回避スペースを見つけて自動的に操舵制御。歩行者との衝突回避を支援する。

また、高度運転支援技術の「レクサスCoDrive」は、ドライバーの運転意図と協調した操舵制御や、ウィンカー操作による車線変更を支援する新機能により、カーブの多い都市内の自動車専用道や渋滞時などでも、連続した運転支援を可能にしている。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 伝説のACコブラが復活、「GTロードスター」量産開始
  2. トヨタ『ランドクルーザー300』初のハイブリッド登場!実現した「新時代のオフロード性能」とは
  3. ようやくですか! 新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』日本仕様初公開へ…土曜ニュースランキング
  4. 「三菱っぽくないけどカッコいい」ルノーの兄弟車となる『エクリプス クロス』次期型デザインに反響
  5. 【BYD シーライオン7 新型試乗】全幅1925mmの堂々サイズも「心配無用」、快適性はまさに至れり尽くせり…島崎七生人
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
  2. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
  3. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
  4. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
  5. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
ランキングをもっと見る