スバル(富士重工業)は3月7日、スイスで開幕したジュネーブモーターショー2017において、新型『XV』を初公開した。
XVは、『インプレッサ』をベースとしたクロスオーバーSUVモデル。新型インプレッサに続いて、スバル・グローバル・プラットフォーム採用の第2弾モデルとして開発された。
デザインテーマは、「ラギッド&スポーティ」。XV ならではの個性的なデザインを、スバル共通のデザインフィロソフィ「DYNAMIC × SOLID」の下で表現。内外装細部の仕上げにもこだわり高い質感を求めつつ、スバルらしい機能性の向上も追求する。
全面刷新したプラットフォームの採用により、ドライバーが車を操る際に感じる安心感や心地良さといった動的な質感を向上。スバルによると、ステアリングやペダルからのフィードバック、車両挙動、振動騒音等、ドライバーが運転中に感じるあらゆる事象を徹底的に分析し、クラスを超えた優れた動的質感を実現するという。
また、車体、シャシー各部剛性は、従来モデル比で1.7‐2倍、大幅に引き上げ。サスペンションなど足回りは、さらなる低重心化により、ドライバーの意志に忠実な高い操舵応答性を追求。SUVに求められる220mmのロードクリアランスを維持しながら、優れた操縦安定性を実現している。