ホンダとGMの燃料電池システム生産会社、初代社長にGMのソーヘイブ・ハック氏

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初代社長に就任するソーヘイブ・ハック氏(左)と副社長に就任する神阪知己氏
初代社長に就任するソーヘイブ・ハック氏(左)と副社長に就任する神阪知己氏 全 3 枚 拡大写真

ホンダとGM(ゼネラルモーターズ)は、1月3日に設立した次世代燃料電池システムを生産する合弁会社「フューエルセル・システム・マニュファクチャリング(FCSM)」の経営体制を発表した。

新会社FCSMでは、ホンダとGMが共同開発を進めている車載用の次世代燃料電池システムを合弁で生産する計画。デトロイト郊外にあるGMの既存バッテリーパック生産工場を活用し、2020年頃に量産を開始する予定で、今後、両社がそれぞれ発売する製品に搭載する。

新会社FCSMは、社長職を両社が持ち回りで指名する経営方法を採用しており、初代社長にはオペレーショナル・エクセレンスのディレクターを務めたGMのソーヘイブ・ハック氏が就任する。副社長には現在ホンダの執行役員で米国生産子会社の社長を務める神阪知己(こうさか ともみ)氏が就任。両者は合弁会社の生産における執行および監督を担う。GMとホンダは、社長と副社長の職を2年毎に持ち回りで指名する予定。

また、FCSMは両社が指名する各3名の取締役で構成する取締役会を設置する。取締役会議長は両社が持ち回りで指名し、最初の取締役会議長は、ホンダの取締役 常務執行役員 四輪事業本部長を務める関口孝氏が就任する。

《纐纈敏也@DAYS》

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