【ジュネーブモーターショー2017】インフィニティに「ブラックS」、F1ハイブリッドで500馬力超

自動車 ニューモデル モーターショー
インフィニティ Q60 プロジェクト・ブラックS(ジュネーブモーターショー2017)
インフィニティ Q60 プロジェクト・ブラックS(ジュネーブモーターショー2017) 全 17 枚 拡大写真

日産自動車の海外向け高級車ブランド、インフィニティは3月7日、スイスで開幕したジュネーブモーターショー2017において、新型『Q60』(日本名:次期日産『スカイライン クーペ』)の「プロジェクト・ブラックS」をワールドプレミアした。

同車は2016年1月、デトロイトモーターショー16で発表された新型Q60をベースに、高性能モデルを示唆したコンセプトカー。インフィニティとルノースポールF1チームが共同開発を行った。外観は、専用エアロパーツによるアグレッシブなフォルムが特徴。

ハイブリッドパワートレインには、F1の技術を投入。F1のERS(エナジー・リカバリー・システム)を採用し、ブレーキング時のエネルギーを、リチウムイオンバッテリーに回収・蓄積。そこから得られた電気パワーによって、加速性能を引き上げる。インフィニティによると、F1のデュアルハイブリッドのロードカーへの搭載は、世界初という。

エンジンは、新世代の直噴3.0リットルV型6気筒ツインターボ。ノーマル状態で、最大出力405psを発生する。インフィニティは、「プロジェクト・ブラックSでは、ERSにより25%のパワーアップが可能」と説明。500psオーバーのパワーが得られることになる。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 待望の新型スズキ『GSX-R1000R』が予告なしの初公開!「3色3様」往年のレーシングカラーで日本市場復活へ
  2. 「ミニGSX-R」をスズキがサプライズ発表!? 鈴鹿8耐マシン以上に「サステナブルかもしれない」理由とは
  3. 世界初の「破壊不可能ホイール」って何だ!? テスラ向けパーツ手掛ける米メーカーが開発
  4. リトラと決別した「ワイルド・キャット」、3代目ホンダ『プレリュード』【懐かしのカーカタログ】
  5. 新型『ムーヴ』『ステラ』のコーナリング性能を向上、ブリッツの車高調「DAMPER ZZ-R」シリーズ
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  3. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. ブレンボが新ブレーキ開発、粒子状物質を削減…寿命も最大2倍に
ランキングをもっと見る