【IAAE 2017】洗車業界で注目の2人がセミナー講師として登壇…洗車ソムリエ 尾島氏&洗車の王国 相原氏

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日本洗車ソムリエ協会代表理事の尾島康弘氏
日本洗車ソムリエ協会代表理事の尾島康弘氏 全 3 枚 拡大写真

16日は、新たな洗車ビジネスを打ち立てた2人が講師として登場。業界で注目を集める人物のセミナーは、ともに会場を埋め尽くすほどの聴講者で賑わった。

10時30分から行われたセミナーには、日本洗車ソムリエ協会代表理事の尾島康弘氏が登壇した。「ハイエンド層をターゲットにした会員制高級洗車」というビジネスモデルを打ち立て、自らが代表取締役を務める大阪府箕面市の店舗「ワールドスタイル」にはいつも高級車が並ぶ。

尾島氏は、洗車のプロがいる専門店であることを顧客にアピールするために『洗車のソムリエ』という言葉を選んだり、会員専用のVIPルームを用意して高級感を演出するなど付加価値を高めたことが、成功のカギになったと語った。また今後、洗車の世界大会を設立する構想があることも伝えられた。

続いて11時45分からの会では、洗車の王国代表取締役の相原浩氏が講師を務めた。設立からわずか20年で、中国、韓国、イギリス、フランスなど世界20カ国に800店舗の施工店ネットワークを作り上げた同氏。“王国”を築き上げるまでの経緯から、今後の方向性まで幅広い切り口で語られた。

講演の中で相原氏は「海外戦略という言葉は好きじゃない。その土地、その土地で親戚を作るイメージ。仲良くやっていくことがとにかく大事だと思っています」と話し、親睦を深め、パートナー企業のビジネスが成功するようにアドバイスを行いながら事業を展開することが何よりも大切だと語った。後半に設けられた質疑応答の時間には、複数の聴講者から声があがり、洗車の王国に対する関心の高さが伺えた。

「明日の商売のヒントがココに!」というテーマを掲げるIAAEにふさわしい2人のセミナー。聴講者にとって充実した時間になったのは間違いないだろう。

【IAAE17&ATTT17】洗車業界で今大注目の2人が同じ日にセミナー講師として登壇…洗車ソムリエ・尾島氏&洗車の王国・相原氏

《編集部》

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