ホンダ米国販売2.3%増…CR-V 新型が26%増 2月

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ホンダCR-V新型
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ホンダの米国法人、アメリカンホンダは3月上旬、2月の米国新車販売の結果を公表した。総販売台数は12万1686台。前年同月比は2.3%増と、4か月連続で前年実績を上回った。

画像:ホンダの米国主力車

2月の全販売台数12万1686台の内訳は、乗用車が前年同月比6.9%減の5万7697台と、3か月連続で減少。一方、SUVなどのライトトラックは、12.2%増の6万3989台と好調が持続する。

ホンダブランドの乗用車系では、『アコード』が2万3455台を販売。前年同月比は9%減と、3か月連続で減少した。『フィット』は3764台を販売。前年同月比は3.2%増と、2か月ぶりのプラス。『シビック』は2月、2万7039台にとどまり、前年同月比は2.4%減と、3か月連続の前年割れ。

ライトトラック(SUV/ピックアップトラック/ミニバン)系は、主力車種の『CR-V』が、3万1898台。新型の投入効果で、前年同月比は26.3%増と、3か月連続で前年実績を上回る。中型SUVの『パイロット』は、15.4%減の8099台と、7か月連続で減少。日本仕様とは異なる北米専用ミニバンの『オデッセイ』は、前年同月比24.4%減の6800台と、7か月連続で減少した。2015年5月に投入された『HR-V』(日本名:『ヴェゼル』)は、前年同月比28.6%増の6354台と、8か月連続で増加。新型を投入した『リッジライン』は、3265台と良好な立ち上がりが続く。

アキュラブランドでは、スポーツセダンの『TLX』が2406台。前年同月比は21.9%減と、2か月連続のマイナス。『ILX』は、前年同月比50.7%減の739台と、10か月連続で減少する。『RLX』は横ばいの103台。

アキュラブランドのSUVでは、『MDX』が前年同月比17.5%減の3541台と、3か月連続で減少。『RDX』は4029台を売り上げ、前年同月比は6.1%増と、6か月連続で増加した。

ホンダの2016年米国新車販売は、過去最高の163万7942台。前年比は3.2%増だった。アメリカンホンダのジェフ・コンラッド上級副社長は、「新型CR-Vが予想を超える売れ行き」と語っている。

《森脇稔》

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