自動運転の規制緩和へ、無人での公道テストも可能に…米カリフォルニア

自動車 テクノロジー ITS
グーグルが自社開発した自動運転車のプロトタイプ(資料画像)
グーグルが自社開発した自動運転車のプロトタイプ(資料画像) 全 1 枚 拡大写真

早期の実用化を目指して、研究開発が進む自動運転車。そのメッカともいえる米国カリフォルニア州が、自動運転車の公道試験について、規制を緩和する意向を示した。

これは3月中旬、カリフォルニア州車両管理局(DMV)が明らかにしたもの。「完全自動運転車の今後の開発テストに関する新たな規制案」を公表している。

この新たな規制案では、従来の内容を大幅に緩和しているのが特徴。その柱となるのが、現在は認められていない無人での走行テストを可能にすること。

カリフォルニア州では4月下旬、公聴会を開き、この新規制案への異見を幅広く聴く方針。カリフォルニア州のブライアンP・ケリー運輸長官は、「自動車メーカーなどは全米において、カリフォルニア州で最も多く自動運転車の走行テストを行っている。今回の規制案によって引き続き、カリフォルニア州の主導的地位を維持していく」と述べている。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 父親への贈り物に“16万針の刺繍”で飾ったロールスロイスを…世界に一台の『ファントム・ダンテル』公開
  2. 「これは欲しくなる!」ランチア『イプシロン』のスポーツグレード登場に日本のファンも注目
  3. 真夏のダッシュボードが20度以上低下!? 驚きの遮熱サンシェード新時代[特選カーアクセサリー名鑑]
  4. スバル唯一の海外工場、米SIAが生産600万台達成…今秋生産終了の『レガシィ』ラインオフ
  5. 大阪府警の白バイ、2025年度も「隼オイル」継続採用…過酷な環境でも安定した性能
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. リチウムイオン電池の寿命を2倍に、矢崎総業、バインダフリー電極材料を開発
  2. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  3. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
  4. 栃木ホンダ販売、テラチャージの急速充電器設置…EV充電環境を強化
  5. コンチネンタル、EVモーター用の新センサー技術開発…精密な温度測定可能に
ランキングをもっと見る