トヨタ車体いなべ工場、27日より稼働再開…火災事故の原因は乾燥炉周辺の損傷

自動車 ビジネス 企業動向
トヨタ・ヴェルファイア
トヨタ・ヴェルファイア 全 3 枚 拡大写真

トヨタ車体は、火災事故の影響により、3月20日から稼働停止中のいなべ工場について、27日1直目より稼働を再開すると発表した。

トヨタ車体いなべ工場は、第2工場 塗装工程において3月20日に火災事故が発生。その影響により、同日2直目から車両生産ラインの稼働を停止。『アルファード』『ヴェルファイア』『ハイエース』などの生産に影響が出ていた。

トヨタ車体は、関係当局と火災事故の発生原因を究明していたが、塗装したボデーを乾燥させる炉の排気ダクト周辺の一部損傷箇所から熱風が漏れ、熱風に含まれる塗装成分が堆積、熱風で熱せられた結果、出火に至ったと推定。乾燥炉周辺の損傷・老朽箇所の有無の確認や堆積している塗装成分の定期的な清掃、断熱材の交換など、再発防止対策を図った上で、27日1直目より稼働を再開する。

《纐纈敏也@DAYS》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 真夏のダッシュボードが20度以上低下!? 驚きの遮熱サンシェード新時代[特選カーアクセサリー名鑑]
  2. いつでもビーチ気分! 夏仕様のSUV『ハバナ』が30台限定で登場、499万円から
  3. スズキ『エブリイ』が災害時は「シェルター」に、軽キャンピングカーの新たな可能性
  4. メルセデスベンツ『CLA』新型、第4世代「MBUX」にセレンスの会話型AI技術搭載
  5. 世界最強の2.0ターボ搭載車に幕、メルセデスAMG『CLA 45 S』最終モデルが登場
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  2. リチウムイオン電池の寿命を2倍に、矢崎総業、バインダフリー電極材料を開発
  3. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
  4. トヨタや京大、全固体フッ化物イオン電池開発…従来比2倍超の容量達成
  5. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
ランキングをもっと見る