ハラール輸送で鉄道コンテナを「宗教洗浄」…日本通運

鉄道 企業動向
日本通運は鉄道コンテナを使ったハラール輸送を初めて行った。写真は「宗教洗浄」中の鉄道コンテナ。
日本通運は鉄道コンテナを使ったハラール輸送を初めて行った。写真は「宗教洗浄」中の鉄道コンテナ。 全 3 枚 拡大写真

日本通運はこのほど、鉄道コンテナによるハラール製品の輸送を行った。同社が鉄道コンテナでハラール輸送を行ったのは、これが初めて。

ハラールはイスラム法で食べることが許されている食材や料理のこと。ハラール製品は保管時や輸送時に豚と一緒にしてはならないなどの決まりがある。日本通運は2016年2月、日本国内における倉庫・輸送に関するハラール認証を日本ハラール協会から取得している。

発表によると、鉄道コンテナを使ったハラール輸送は3月14日から17日にかけて実施。日東富士製粉の名古屋工場から中国地方の食品メーカーまで小麦粉を運んだ。

使用した鉄道コンテナは、豚や豚派生商品を取り扱った場所などを洗浄する「宗教洗浄」を事前に実施。小麦粉25kgの袋を120袋積み込んだ。

《草町義和》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. ベントレーの超高級住宅、最上階は「55億円」 クルマで61階の自宅まで
  2. 直前予想! 日産のフラッグシップSUV『パトロール』にNISMOが登場、日本に来る?
  3. VW『ゴルフGTI』50年の歴史で最強、325馬力の「EDITION 50」発表
  4. 日産の新型セダン『N7』、発売50日で受注2万台を突破
  5. トヨタ RAV4 新型、PHEVのEV航続は150km
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  2. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
  3. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
  4. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
  5. BYD、認定中古車にも「10年30万km」バッテリーSoH保証適用
ランキングをもっと見る