北海道新幹線は在来線の1.6倍…開業1年間の利用状況

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北海道新幹線は開業後1年間で約229万2000人が利用した。写真は新函館北斗駅で発車を待つ『はやぶさ』。
北海道新幹線は開業後1年間で約229万2000人が利用した。写真は新函館北斗駅で発車を待つ『はやぶさ』。 全 2 枚 拡大写真

北海道新幹線の開業から1年が過ぎた3月27日、JR北海道は同線の1年間の利用状況を発表した。利用者数は新幹線開業前の1.6倍になった。

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北海道新幹線は、本州の青森市から北海道の函館市付近や札幌市を経て旭川市に至る新幹線。このうち新青森~札幌間が着工し、2016年3月26日に新青森~新函館北斗間が開業した。残る新函館北斗~札幌間は2030年度末の開業を目指して工事が進められている。

JR北海道が今回発表したのは、2016年3月26日から今年3月25日までの新青森~新函館北斗間の利用者数。期間中、約229万2000人(1日平均約6300人)が利用した。台風(2016年8月30日)の影響による計画運休や車両故障による運休(今年1月17日)があったものの、それ以外は「概ね良好に推移」したとしている。

前年同期の在来線(青函トンネル区間の海峡線中小国~木古内間)は、1日あたり約3800人。新幹線の開業で1.6倍に膨れあがった。夜行列車を除いた利用者数(1日あたり約3200人)との比較では2倍近く増えたことになる。

1日平均の乗車率は32%。普通車が33%、グリーン車が27%、グランクラスが29%だった。

《草町義和》

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