ドイツの自動車大手、ダイムラーは3月20日、北京で開催された「China Development Forum」において、中国市場に向けた新戦略を発表した。
中国向けの新戦略の柱となるのが、電動化車両の車種ラインナップの拡大。主力のメルセデスベンツブランドでは、『Cクラス』のロングホイールベース車のプラグハイブリッド車(PHV)、「C350eL」の現地生産を計画する。
さらに、メルセデスベンツの複数のPHV車を、中国に輸入する形で導入する予定。中国専用ブランドの「DENZA」の改良モデルの発売や、電動車両に特化した新ブランド、「EQ」の中国展開も計画している。
ダイムラー取締役会のディーター・ツェッチェ会長は、「新世代のメルセデスベンツの電動車両を、中国で現地生産していく」と述べている。