米VMware、富士通と戦略的協業…自動車向けIoTソリューション

自動車 テクノロジー ネット

米国カリフォルニア州に本拠を置くVMwareは3月29日、富士通との間で、自動車業界の顧客に革新的なIoT(モノのインターネット)ソリューションを提供するための戦略的協業で合意した、と発表した。

VMwareは、クラウドインフラおよびビジネスモビリティの分野で世界をリードし、顧客のデジタルトランスフォーメーションを加速。さらに、「Cross-Cloud Architecture」やデータセンター、モビリティ、セキュリティのソリューション提供を通じて、顧客企業がビジネスやIT対して、Software-Definedの手法を活用できるよう支援している。

今回の両社の戦略的協業では、富士通の無線通信を使用して、ソフトウェアのダウンロードや更新を行うOTAリプログラミングソリューションに、VMwareの IoTソリューションを組み合わせ。自動車メーカーやパートナー企業に対して、今後のコネクテッドカーや自律走行に向けた強固なソリューションを提供する。

VMware のMimi Spier副社長は、「コネクテッドカー分野は急速に成長しており、自動車メーカーがドライバーに快適な使用感を提供するには、革新的で高度化された技術が重要。VMwareと富士通の協業は、コネクテッドカーに対するソフトウェアのアップデートを安全かつシームレスな方法で、展開することを可能にする」と述べている。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. トヨタ『ランドクルーザー300』初のハイブリッド登場!実現した「新時代のオフロード性能」とは
  2. ようやくですか! 新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』日本仕様初公開へ…土曜ニュースランキング
  3. 【ダイハツ ムーヴ 新型】スライドドア採用にカスタム廃止、大胆進化のムーヴ「四角く見せたくなかった」動きのデザインとは
  4. 【マツダ CX-60 XD SP 新型試乗】やっぱり素のディーゼルが一番…中村孝仁
  5. 「内装は100点満点」フランス生まれの新型プレミアムハッチ『DS N°4』にSNS注目!「いい、凄くいい」の声
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
  2. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
  3. BYD、認定中古車にも「10年30万km」バッテリーSoH保証適用
  4. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
  5. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
ランキングをもっと見る