トヨタ自動車は3月30日、タカタ製エアバッグのインフレーターの不具合を原因とする再リコールを(回収・無償修理)を国土交通省に届け出た。
対象となるのは、『ヴィッツ』『RAV4』『RAV4L』の3車種で、2012年12月19日から2014年3月3日に製造された2万7461台。
運転者席用エアバッグのインフレータ(膨張装置)において、ガス発生剤の吸湿防止が不適切なため、温度および湿度変化の繰り返しによりガス発生剤が劣化することがある。このため、エアバッグ展開時にインフレータ容器が破損するおそれがある。
全車両、予防的措置として当該インフレータを改良品と交換する。
なお今回の対象車は、2014年11月27日付けでリコールを届け出ているが、改善措置により乾燥剤が入っていない新品インフレータに交換しているため、再度リコールを届け出る。