【SUPER GT】九州オートポリスでの2季ぶり開催を前に、現地公開タイヤテストを実施 4月17~18日

モータースポーツ/エンタメ モータースポーツ
オートポリスで開催された 2015年SUPER GT 第7戦
オートポリスで開催された 2015年SUPER GT 第7戦 全 6 枚 拡大写真

4月17~18日、大分県のサーキット「オートポリス」で、SUPER GTの公開タイヤテストが実施される。当地2シーズンぶりのSUPER GT開催となる5月の今季第3戦に向けての重要なテストであると同時に、九州地方のファンにとってもSUPER GTの走りを見られる貴重な機会となる。

昨春、九州地方を襲った地震による影響はオートポリスにも及んだ。そのため昨季はオートポリスでのSUPER GT シリーズ戦は開催が不可能な状況に。だが、オートポリスは関係者の尽力によって約半年の休止期間を経たのちに営業再開、昨年11月にはスーパー耐久の最終戦を開催するまでに“復活”を果たした。

そして今季は2季ぶりに(2015年10月31日~11月1日の同年第7戦以来、約1年半ぶりに)オートポリスでSUPER GTのシリーズ戦が開催されることとなった。5月20~21日に今季第3戦がスケジュールされている。

今回の一般公開タイヤテストは開幕戦岡山(4月8~9日)の約1週間後というタイミングで、オートポリスでの実戦からは約1カ月前という頃合い。SUPER GTには複雑なテスト規制ルールがあるため、公式合同テストのようにほぼ全車が参加ということにはならないが、タイヤ戦争のあるカテゴリーだけに事前テストは重要なファクターとなる。

そして九州地方のSUPER GTファンにとっても、このテストは貴重な機会だ。走行時間は両日とも10~12時と14~16時の計8時間たっぷり予定されており、入場料金は高校生以上500円(駐車料金含む)とリーズナブル(中学生以下は親権者同伴なら無料。他にオートポリスのライセンス会員・ファン会員等も無料入場可能)。

参加チーム等の情報はオートポリスの公式サイトで順次公開される予定。コース体験走行(別途参加料金2000円/1台が必要)もあり、平日開催ながらオートポリスは多くのSUPER GTファンで賑わうことになりそうだ(注意:天候等の影響によってスケジュール、プログラムが変更となる可能性あり)。

なお、SUPER GTは今週末(8~9日)に岡山国際サーキットで今季開幕戦を迎えるが、開幕後も公式合同テストがあり、6月17~18日は宮城県のスポーツランドSUGO(7月の第4戦開催地)、6月30日~7月1日には三重県の鈴鹿サーキット(8月の第6戦開催地)で、それぞれ前哨戦的な実施が予定されている。

《遠藤俊幸》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 日産、第3世代e-POWER向けエンジンに世界初技術…コールドスプレー工法バルブシート採用
  2. 「マークXの面影が…」タイで発表された新型「ヤリスセダン」がかっこいいと話題に!「教習車にも」の声
  3. スバル『アウトバック』新型、約515万円から…年内米国発売へ
  4. いすゞ細井社長、「1年1年積み上げていけば収益は出てくる体制になっている」
  5. かつてのテラノ…日産『パスファインダー』改良新型、これが最終デザインだ! 新エンジン導入も?
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る