強引な追い抜きと割り込みをした軽乗用車、路線バスと接触

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5日午後5時40分ごろ、京都府向日市内の府道を走行していた路線バスと、隣車線から前方に割り込んできた軽乗用車が接触する事故が起きた。バスは急ブレーキを掛けたことから車内で乗客が転倒。4人が打撲などの軽傷を負っている。

京都府警・向日町署によると、現場は向日市寺戸町付近で片側2車線の直線区間。バスは第1車線を走行していたところ、第2車線から追い抜くように走行してきた軽乗用車が交差点手前で前方へ割り込むようにして車線変更。直後に急減速したことで、バスは避けきれずに接触した。

バスは衝突を回避しようと急ブレーキを掛けたことから、車内で転倒が発生。乗客乗員約20人のうち、客4人が打撲などの軽傷を負った。軽乗用車を運転していた同市内に在住する63歳の男性も打撲などの軽傷を負ったが、警察は自動車運転死傷行為処罰法違反(過失傷害)容疑で事情を聞いている。

現場は見通しの良い直線区間。聴取に対して軽乗用車の運転者は「バスを追い抜いて車線変更し、そのまま交差点を左折しようと思った」などと供述しているようだ。警察では強引な追い抜きや車線変更、急減速が事故につながったものとみて、事故発生の経緯を詳しく調べている。

《石田真一》

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