キャデラック世界販売22%増…中国は63%増 3月

自動車 ビジネス 海外マーケット
キャデラックXT5
キャデラックXT5 全 4 枚 拡大写真

米国の自動車最大手、GMの高級車ブランド、キャデラックは4月4日、3月の世界新車販売の結果を明らかにした。総販売台数は2万7406台。前年同月比は22.1%増と、10か月連続で前年実績を上回った。

3月のキャデラックの最量販市場は、2か月連続で米国。米国は3月、1万2861台を売り上げた。ただし、前年同月比は1.5%減と、3か月連続の前年実績割れ。

2位は、2か月連続で中国。3月の中国実績は、1万2369台。前年同月比は63%増と大きく伸び、13か月連続の前年実績超え。

以下、カナダが前年同月比28%増の1212台、中東が5.2%増の325台、欧州など他の世界市場が16.8%増の639台。

3月の車種別実績では、『SRXクロスオーバー』後継車の『XT5』が、前年同月比65%増。米国で最量販モデルになるなど好調で、2016年初頭の発売以来、販売が好調に推移している。また、小型スポーツセダンの『ATS』のロング版の『ATS-L』と、上級セダンの『XTS』は、中国で支持を集めた。

なお、キャデラックの2016年世界新車販売は、1986年以降では過去最高の30万8692台。前年比は11.1%増と、2桁増を達成した。2017年第1四半期(1~3月)は、前年同期比28.6%増の7万8649台を販売している。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. セリカに次ぐ「リフトバック」採用のカローラは、50年経ってもスタイリッシュ【懐かしのカーカタログ】
  2. ようやくですか! 新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』日本仕様初公開へ…土曜ニュースランキング
  3. トヨタ『ランドクルーザー300』初のハイブリッド登場!実現した「新時代のオフロード性能」とは
  4. 【マツダ CX-60 XD SP 新型試乗】やっぱり素のディーゼルが一番…中村孝仁
  5. シートに座ると自動で送風開始、取り付け簡単「クールカーシート」2モデルが発売
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
  2. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
  3. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
  4. BYD、認定中古車にも「10年30万km」バッテリーSoH保証適用
  5. 「あれはなんだ?」BYDが“軽EV”を作る気になった会長の一言
ランキングをもっと見る