地域の公共交通サービスを「見える化」して相対的に評価できる手法を策定

自動車 社会 行政
地域公共交通の「サービスのアクセシビリティ指標」評価手法の概要
地域公共交通の「サービスのアクセシビリティ指標」評価手法の概要 全 1 枚 拡大写真

国土交通省は、地域公共交通のサービス水準を客観的に把握するため、「地域公共交通の『サービスのアクセシビリティ指標』評価手法」を取りまとめた。

自らのまちの公共交通サービスについて課題を「見える化」して、これを相対的に評価するのが目的。評価手法では、公共交通サービスの客観的な評価や数値目標の設定を可能とし、あわせて国内の他の類似都市との比較が可能となるように工夫したとしている。

全国の約1700の市町村を対象に、4つのアクセシビリティ指標を設定、それらを比較することで、自らのまちの公共交通サービスを全国規模で相対的に評価することが可能となった。

設定した指標は、公共交通の乗り場(鉄道駅・バス停)での運行本数によって利用しやすいかを示す時間的アクセシビリティ指標、公共交通の路線が近くにあるかを表す空間的アクセシビリティ指標。また、時間的アクセシビリティ指標と空間的アクセシビリティ指標をかけた総合アクセシビリティ指標、公共交通の運賃面での利用しやすさを表す金銭的アクセシビリティ指標の4つ。

国土交通省では、市町村ごとに公共交通サービスの状況を整理・評価したカルテを作成し、一定規模以上の市町村に対して3月末に既に送付した。

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 日産、新型『エルグランド』世界初公開へ…ジャパンモビリティショー2025
  2. ヤマハ発動機が新型3輪オープンカー、「AIで成長する」2輪車を世界初公開! 大型EVバイクなど16モデルずらり…ジャパンモビリティショー2025
  3. キアがついに日本初上陸へ!EVバンの導入に「未来感あっていい」「街の景色が変わるかも」など期待の声
  4. 寂しさ45%、読者の感情:レクサス『LS』生産終了…「時代の流れ」「次への期待」が交錯
  5. 日産の新型SUV『テクトン』、写真公開…2026年発売へ
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る