地域の公共交通サービスを「見える化」して相対的に評価できる手法を策定

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地域公共交通の「サービスのアクセシビリティ指標」評価手法の概要
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国土交通省は、地域公共交通のサービス水準を客観的に把握するため、「地域公共交通の『サービスのアクセシビリティ指標』評価手法」を取りまとめた。

自らのまちの公共交通サービスについて課題を「見える化」して、これを相対的に評価するのが目的。評価手法では、公共交通サービスの客観的な評価や数値目標の設定を可能とし、あわせて国内の他の類似都市との比較が可能となるように工夫したとしている。

全国の約1700の市町村を対象に、4つのアクセシビリティ指標を設定、それらを比較することで、自らのまちの公共交通サービスを全国規模で相対的に評価することが可能となった。

設定した指標は、公共交通の乗り場(鉄道駅・バス停)での運行本数によって利用しやすいかを示す時間的アクセシビリティ指標、公共交通の路線が近くにあるかを表す空間的アクセシビリティ指標。また、時間的アクセシビリティ指標と空間的アクセシビリティ指標をかけた総合アクセシビリティ指標、公共交通の運賃面での利用しやすさを表す金銭的アクセシビリティ指標の4つ。

国土交通省では、市町村ごとに公共交通サービスの状況を整理・評価したカルテを作成し、一定規模以上の市町村に対して3月末に既に送付した。

《レスポンス編集部》

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