地域の公共交通サービスを「見える化」して相対的に評価できる手法を策定

自動車 社会 行政
地域公共交通の「サービスのアクセシビリティ指標」評価手法の概要
地域公共交通の「サービスのアクセシビリティ指標」評価手法の概要 全 1 枚 拡大写真

国土交通省は、地域公共交通のサービス水準を客観的に把握するため、「地域公共交通の『サービスのアクセシビリティ指標』評価手法」を取りまとめた。

自らのまちの公共交通サービスについて課題を「見える化」して、これを相対的に評価するのが目的。評価手法では、公共交通サービスの客観的な評価や数値目標の設定を可能とし、あわせて国内の他の類似都市との比較が可能となるように工夫したとしている。

全国の約1700の市町村を対象に、4つのアクセシビリティ指標を設定、それらを比較することで、自らのまちの公共交通サービスを全国規模で相対的に評価することが可能となった。

設定した指標は、公共交通の乗り場(鉄道駅・バス停)での運行本数によって利用しやすいかを示す時間的アクセシビリティ指標、公共交通の路線が近くにあるかを表す空間的アクセシビリティ指標。また、時間的アクセシビリティ指標と空間的アクセシビリティ指標をかけた総合アクセシビリティ指標、公共交通の運賃面での利用しやすさを表す金銭的アクセシビリティ指標の4つ。

国土交通省では、市町村ごとに公共交通サービスの状況を整理・評価したカルテを作成し、一定規模以上の市町村に対して3月末に既に送付した。

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 「本当に世に出るとは」わずか1トンの車体に800馬力V12を搭載、「超アナログ」なスーパーカーにSNS沸く
  2. BMW『8シリーズ』初代オマージュの「エディション M ヘリテージ」登場、世界限定500台
  3. スズキの人気トールワゴン『ソリオ』開発責任者が語る、「顔だけじゃない」マイナーチェンジの真価
  4. ポルシェ『911』がオフロード車に! 独ルーフが『ロデオ』量産モデルを初公開
  5. ニックネームは“赤いコスモ”、50年前に登場した2代目ロータリースポーツ【懐かしのカーカタログ】
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る