日産米国販売3.2%増、SUVは29%増 3月

自動車 ビジネス 海外マーケット
日産ローグ
日産ローグ 全 7 枚 拡大写真

日産自動車の米国法人、北米日産は4月3日、3月の米国新車販売の結果を明らかにした。総販売台数は16万8832台。前年同月比は3.2%増と、5か月連続で前年実績を上回った。

16万8832台のうち、乗用車は前年同月比15.4%減の8万0009台と減少傾向。一方、SUVなどのライトトラックは、前年同月比28.8%増の8万8823台と好調が続く。

日産ブランドの3月実績は、15万0566台。前年同月比は0.5%増と、5か月連続で増加した。乗用車系では、主力車種の『アルティマ』(日本名:『ティアナ』)が、2万8511台。前年同月比は18.2%減と、6か月連続のマイナスとなった。『セントラ』は2万1960台を販売。前年同月比は16.7%減と、8か月連続で減少した。『ヴァーサ』は1万2336台で、前年同月比は24.1%減と、8か月連続のマイナス。最上級セダンの『マキシマ』は、前年同月比5.7%増の6961台と回復した。

ライトトラック(SUV/ピックアップトラック/ミニバン)系では、小型SUVの『ローグ』(『エクストレイル』の兄弟車)が、3月の新記録の3万9512台を販売。前年同月比は42.6%増と、改良新型モデル投入の効果で、5か月連続で増加した。中型SUVの『パスファインダー』も、19.8%増の1万0442台と、3月の記録を更新。『ムラーノ』は、15.5%減の7317台と、落ち込む。

インフィニティブランドは、前年同月比32.6%増の1万8266台と、7か月連続で増加。主力の『Q50』(日本名:日産『スカイライン』)は3800台で、前年同月比は32%減と、4か月ぶりのマイナス。SUVの『QX60』は、前年同月比2.2%減の3821台と、9か月連続で減少した。『QX50』(日本名:『スカイラインクロスオーバー』)は、前年同月比14%増の1724台と2か月ぶりのプラス。

日産自動車の2016年米国新車販売は、156万4423台と新記録。前年比は5.4%増だった。2017年第1四半期(1~3月)は、前年同期比4.2%増の41万6891台を販売している。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. ついにハイブリッド化! 新型トヨタ『ランドクルーザー300』の発表にSNSでは「バク売れの予感」など話題に
  2. 【スズキ ソリオ 新型試乗】乗り心地と静粛性はクラストップ、だが「損をしている」と思うのは…中村孝仁
  3. 日産 リーフ 新型をライバルと比較…アリア、テスラ、bZ4Xと何が違う?
  4. 15歳から運転できる「小さいオペル」に興味アリ!「通勤用にこういうのでいいんだよ」など注目集まる
  5. 世界最高級ピックアップトラック誕生!? トヨタ『センチュリーピックアップ』の可能性
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
  2. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  3. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
  4. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
  5. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
ランキングをもっと見る