『カーオーディオ・プロショップ』活用術…Part.4 セットプランを活用すべし

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「カーオーディオ・プロショップ」に行けば、お手軽な“込み込みプラン”も用意されている。
「カーオーディオ・プロショップ」に行けば、お手軽な“込み込みプラン”も用意されている。 全 1 枚 拡大写真

カーオーディオの音を良くしたいと思ったら、「カーオーディオ・プロショップ」を活用すべきだ。とはいうものの、敷居が高い…と感じている方も少なくない。そんな貴方に向けて、そこがどんなところなのかをじっくりと解説している。

それがわかれば、もっと気軽に行けるようになるのでは、と考えたという次第なのだ。今回はその第4回目として、初級者に向けて用意されている「セットプラン」の存在をご紹介していく。これをターゲットにすると、「カーオーディオ・プロショップ」は、グッと身近な存在になる!

■「カーオーディオ・プロショップ」は、“込み込みプラン”を用意している!

「カーオーディオ・プロショップ」について敷居が高いと感じる一番の理由は、「いくらかかるかわからない」、からではないだろか。ホームオーディオならば、製品を買って持ち帰れば音が出せる。つまり、お店に行く前に予算をイメージしやすい。しかしカーオーディオの場合は、取り付けないとオーディオとして成立しないので、その取り付けにいくらかかるかが分かりづらい、という側面は確かにある。

しかし…。実はそうでもない。取り付け工賃も含めた、“込み込みプラン”を用意しているお店が結構多いのだ。そして、こういった“込み込みプラン”の多くは基本、エントリーユーザーを対象にしている。

具体的に、どのようなものがあるのかをご紹介していこう。もっとも多く見かけるのは、“スピーカー交換”をテーマとしたプランだ。

金額的には、10万円前後、というところがスタンダードだろうか。仮に10万円とした場合、どのようなセット内容になっているかというと、スピーカーが5~6万円前後、それにプラスして、取り付け用パーツの製作、そして“デッドニング”部材の費用、さらにそれらを取り付ける工賃、という内訳となる。

■スピーカーを取り付ける際に必要となる、部材と作業とは…。

取り付け用のパーツ、とは、“インナーバッフル”と呼ばれている、スピーカーの土台となるパーツである。

スピーカーは、ドアの鉄板に直付けすべきではない。なので「カーオーディオ・プロショップ」では多くの場合、“インナーバッフル”をワンオフして用意する。予算を抑えるために市販の“インナーバッフル”が使われる場合もあるが、これを用いることで、スピーカーの振動を押さえ込み、そしてその振動が鉄板に伝わることも防止できる。

さらにこのパーツは、スピーカーを立ち上げる役目も果たす。ドア内部の鉄板の奥には、窓ガラスが降りてくる。スピーカーを鉄板から立ち上げないと、窓ガラスとスピーカーがぶつかってしまうのだ。また、スピーカーを立ち上げることで、スピーカーと内張りパネルまでの距離を縮めることもできる。内張りパネルの際まで立ち上げれば、スピーカーから発せられる音が内張りパネル内部に回り込むのを防ぐことが可能となる。

“デッドニング”という作業が何であるのかについてもご説明しよう。これも、市販スピーカーを取り付ける際にはマストなメニューだ。ドア内部はそもそも、オーディオ機器としては状況が劣悪だ。クルマは走るための道具であるので、それも致し方ないことなのであるが、それをそのままにしておくと、せっかく新調したスピーカーの性能を十二分に発揮させることは不可能だ。音響的なコンディションを向上させる必要がある、というわけなのだ。

なお、“デッドニング”にはいろいろなやり方があり、手を掛けようと思えばとことん手をかけることもできる。しかしながら、エントリースピーカーを導入するケースにおいては、必ずしもガチガチに行わなくてもいい。ほどほどのところでとどめても、大きな効果が期待できる。

ただし、まったく何も行わないというのはNGだ。簡単に仕上げるにせよ、“デッドニング”もスピーカー交換と“セット”、と考えるべきである。

■まずは“セットプラン”で、「カーオーディオ・プロショップ」のバリューを体験!

ちなみに、10万円のスピーカーを購入し、しかし“インナーバッフル”を使用せず“デッドニング”も行わなかった場合と、5万円のスピーカーを購入して5万円分の取り付け費用をかけた場合とを比べたら、後者のほうが音は良い。とにもかくにも、取り付ける際に何も手を掛けないといういうのはナシなのだ。

というわけで、スピーカー交換をする際には、スピーカーユニット以外で予算も必要となるので、そこのところが読みにくく、「カーオーディオ・プロショップ」に敷居の高さを感じてしまうわけなのだが、“セットプラン”であれば心配ご無用だ。取り付けに必要なメニューの費用もあらかじめ含まれているので、商談をしているうちに予算がどんどん膨れ上がっていく、というような心配は相当に軽減される。

もっとも、車種によっては特殊な加工が必要になることがあったり、さらなる特別なメニューを盛り込もうとすればセットプランにプラスαの費用が必要になることもある。だが、そのようなイレギュラーなことがない限り、最初の設定から費用が上がることはないはずだ。

というわけで結論である。「カーオーディオ・プロショップ」のことを“敷居が高い”と感じたら、あらかじめ“セットプラン”を要チェック! そして、まずは“セットプラン”からカーオーディオを始めてみるべし!

一気に本格システムを組む、というアプローチもあるが、最初はよりお手頃な“セットプラン”でどこまで音が良くなるのかをご体験していただきたいと思う。そこで「カーオーディオ・プロショップ」のバリューを感じ取ることができたなら、その後に少しずつステップアップをしていこう。もちろん、“セットプラン”のままで長く楽しむのも大アリだ。“セットプラン”でもかなりの音質向上を実現できるからだ。

カーオーディオを始めようと思ったら、まずは「初級セットプラン」から。ご参考にしていただきたい。

『カーオーディオ・プロショップ』の“活用術”、教えます! Part.4「セットプランを活用すべし」

《太田祥三》

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