【新聞ウォッチ】三菱地所、「あべのハルカス」はるかに超す日本一高いビル建設へ…JR東京駅北側

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常盤橋再開発プロジェクト外観イメージ(日本橋川方面より)
常盤橋再開発プロジェクト外観イメージ(日本橋川方面より) 全 6 枚 拡大写真

気になるニュース・気になる内幕---今日の朝刊(朝日、読売、毎日、産経、東京、日経の各紙・東京本社発行最終版)から注目の自動車関連記事をピックアップし、その内幕を分析するマスコミパトロール。

2017年4月18日付

●採用「前年並み以上」7割、100社アンケート、売り手市場続く(読売・2面)

●三菱自、日産流の改革急ぐ、管理職毎年2割異動、データ重視(朝日・6面)

●「走る宅配ロッカー」始動、ヤマト、DeNAと実験(朝日・6面)

●JR東労組スト権「確立」主要組合で初、対立回帰も(産経・1面)

●390メートル高さ日本一の高層ビル、東京駅北側の再開発着手(産経・11面)

●銀座の新名所に、ギンザシックス20日開業(東京・27面)

●エコカー部材、高騰の波、電池用レアメタル2.5倍、EV普及への悪影響懸念(日経・3面)

●JR東海、名古屋駅前にタワー、新幹線頼み安住できず、リニアにらみ虎の子活用(日経・12面)

●救助試みた男性銀行員、川崎踏切事故遺族「心、整理つかず」(日経・35面)

ひとくちコメント

東京・銀座6丁目の松坂屋銀座店跡地に新たな商業施設がこの20日にオープンする。名古屋駅前でもJR東海の大型ビル「JRゲートタワー」が全面開業した。高層ビルを核とする再開発事業のラッシュの終焉は2020年の東京五輪・パラリンピック開催までと勝手に思い込んでいたが、そうでもないらしい。

不動産大手の三菱地所などが、JR東京駅北側の日本橋口前に、日本で最も高い超高層ビルを建設する新たな大規模再開発事業を4月下旬から着手するそうだ。

きょうの各紙も「390メートル日本一高いビル建設開始へ」などと報じているが、この「常盤橋再開発プロジェクト」と呼ぶ事業の目玉は、地上61階建てでの高さが390メートルの超高層ビルで。商業施設やオフィス、展望台などが設けられる予定。

完成すれば、大阪市にある高さ300メートルの「あべのハルカス」を上回り、日本で最も高いビルとなる。総工費は約5000億円で、10年後の2027年度の完成を目指すという。

3月末には、東京・数寄屋橋の銀座ソニービルが建て替えのため50年の歴史に幕を閉じたばかり。解体後の跡地はしばらく更地のままでイベントなどの会場として利用するが、東京五輪終了後には新しいシンボルタワーの建設を計画しているという。

半世紀以上も東京で暮らしているが、東京駅をはじめ、有楽町、品川、渋谷、そして新宿駅周辺など山手線沿線の景色が様変わり。改札口を出るまで工事のためのまるで迷路のような迂回路がなくなる日はいつになるのか。

《福田俊之》

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