米トヨタ、燃料電池の大型商用トラックの実証実験…MIRAI のFCスタック2基搭載

エコカー EV
トヨタの燃料電池の大型商用トラック
トヨタの燃料電池の大型商用トラック 全 3 枚 拡大写真

北米トヨタは4月19日、2017年夏から米国カリフォルニア州ロサンゼルス港において、燃料電池システムを搭載した大型商用トラックの実証実験を行うと発表した。

画像:トヨタの燃料電池の大型商用トラック

実証実験で使用する燃料電池の大型商用トラックは、『MIRAI』のFCスタック2基と12kWhの駆動用バッテリーを搭載。約680hpの最大出力と、約183.5kgmの最大トルクを引き出す。

積荷を含めて、総重量約36トンでの走行が可能。通常運行での推定航続可能距離は、水素満充填時でおよそ320kmを想定する。

米国のロングビーチ港やロサンゼルス港は大気汚染物質の削減に取り組んできた。しかし、今でも大気汚染物質の多くは大型商用トラックから排出されているなど、課題はある。

北米トヨタのボブ・カーター副社長は、「CO2を排出しないトラックがもたらす社会的メリットの実証に携われることをうれしく思う」と述べている。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

レスポンス公式TikTok

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 【BMW 120d 新型試乗】BMWのディーゼルが凄いことになっている!…中村孝仁
  2. トヨタ、新型スポーツカーを予告…12月5日ワールドプレミアへ
  3. アウディの5気筒エンジン、2026年に誕生50周年…最新の『RS 3』が伝統を継承
  4. 【2025-2026 日本カー・オブ・ザ・イヤー】「今年の一台」はスバル・フォレスターに決定! 新ハイブリッドが決め手に
  5. 『エルグランド』新型に搭載、日産の次世代e-POWER用エンジン…STARC燃焼技術が日本燃焼学会「技術賞」に
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る