車線区分柵の技術開発を公募、長大橋とトンネル…NEXCO 3社が正面衝突事故に対策

自動車 テクノロジー 安全
ワイヤーロープ
ワイヤーロープ 全 1 枚 拡大写真

NEXCO 3社は、高速道路の暫定二車線区間の長大橋およびトンネル区間における正面衝突事故防止対策として、「車線区分柵(仮称)」の技術開発の公募を4月25日より開始した。

現在、高速道路の暫定二車線区間では、大部分がラバーポールで上下線を区分する構造となっており、対向車線へのはみ出しによる正面衝突事故などが発生しており、さらなる安全対策が求められている。NEXCO各社では、飛び出し事故防止対策として、標準幅員が10.5mである土工および中小橋(橋長50m未満)区間ではワイヤロープの試行設置に取り組んでいるが、標準幅員が9.5mの長大橋(橋長50m以上)やトンネル区間でワイヤロープを適用するには設置および固定方法に課題があるため、公募により車線区分柵の技術開発を行う。

公募は7月24日までの3か月。応募技術の中から選定された技術は、関係機関と適宜連携をとり、実験等による性能の検証を10月より約1年間実施。効果や課題について評価し、効果が認められたものについては高速道路の暫定二車線区間に試行採用していく。

《纐纈敏也@DAYS》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 「ミニGSX-R」をスズキがサプライズ発表!? 鈴鹿8耐マシン以上に「サステナブルかもしれない」理由とは
  2. 中国マイクロEV『小馬』10万台を販売した「かわいいペット」戦略
  3. 快進撃のヤマハ、次は「親しみやすいスーパースポーツ」で勝負!?「鈴鹿8耐2025」注目の1台
  4. ホンダ『プレリュード』新型、インドネシアでは「オールブラック」なプロトタイプを初公開
  5. 「日本版より洒落てる」2026年モデルの米国版トヨタ『カローラ』発表に、日本のファンも注目
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  3. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. ブレンボが新ブレーキ開発、粒子状物質を削減…寿命も最大2倍に
ランキングをもっと見る