スバルの世界生産台数、初の100万台超え 2016年度

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SUBARU(スバル)は4月27日、2017年3月および2016年度(2016年4月~2017年3月)の生産・国内販売・輸出実績(速報)を発表した。

●総生産台数、初の月間10万台突破 3月

3月の世界生産台数は前年同月比17.1%増の10万5204台、単月の過去最高記録で8か月連続プラスとなった。

国内生産は同0.7%増の6万7606台と2月新記録を達成し、3か月ぶりのプラス。『レガシィ/アウトバック』などの減少を『フォレスター』などの増加がカバーした。海外生産は旧カムリ製造ラインでのスバル車の生産開始に加え、新型『インプレッサ』の生産開始が寄与し、同65.8%増の3万3084台。すべての月を通じて過去最高を記録し10か月連続のプラスとなった。

国内販売は同23.4%増の2万3273台で、6か月連続のプラス。登録車は同27.7%増の1万8496台で3か月連続のプラス。インプレッサなどが好調だった。軽自動車は『ステラ』『プレオ』などが前年割れとなったが、新型車『シフォン』が好調で、同9.2%増の4777台で3か月ぶりのプラスとなった。

輸出は同8.7%減の4万9480台で、3か月連続のマイナス。北米や中国向けが減少した。

●世界生産台数、初の100万台超え 2016年度

2016年度の世界生産台数は前年度比11.0%増の105万5756台で初の100万台超え、6年連続で過去最高を記録した。

国内生産は、フォレスターおよび『WRX STI』『レヴォーグ』の増加が寄与し、同0.8%増の72万0519台となり、6年連続で過去最高台数となった。海外生産は、旧カムリ製造ラインでのスバル車の生産開始に加え、インプレッサの生産開始が寄与し、同42.1%増の33万5237台となり、3年連続で過去最高台数となった。

国内販売は同8.3%増の16万3322台で3年ぶりのプラス。登録車はインプレッサやフォレスターなどの増加により、同11.8%増の12万9202台で2年ぶりのプラス。軽自動車は同3.1%減の3万4120台と3年連続で前年実績を下回った。

輸出は同1.0%減の57万0743台、5年ぶりのマイナスとなった。

《纐纈敏也@DAYS》

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