東京メトロ、ホームドア設置計画の進展で銀座線ダイヤ改正 5月20日

鉄道 企業動向
銀座線は5月にダイヤ改正を実施。ホームドア設置計画に伴い駅の停車時間を見直す。写真は上野駅のホームドア。
銀座線は5月にダイヤ改正を実施。ホームドア設置計画に伴い駅の停車時間を見直す。写真は上野駅のホームドア。 全 2 枚 拡大写真

東京地下鉄(東京メトロ)は4月27日、銀座線のダイヤ改正を5月20日に実施すると発表した。同線のダイヤ改正は1月に続き今年2度目。一部の駅で停車時間を見直し、これに伴い運転時刻も変わる。

東京メトロ広報部によると、駅での停車時間の見直しは、現在進められているホームドアの設置計画に伴うもの。今回の改正では、渋谷方面行きの田原町~神田間各駅で停車時間が伸び、浅草方面行きも青山一丁目駅と神田~田原町間各駅で停車時間が長くなる。浅草~渋谷間全体の所要時間は、渋谷方面行きが最大50秒、浅草方面行きが最大60秒伸びるという。今後も設置工事の進ちょくにあわせ、停車時間の見直しが順次行われる模様だ。

ホームドアは利用者の転落防止に大きな効果がある一方、安全確認などのため停車時間が長くなりやすい。停車時間が長くなれば全体の所要時間も長くなり、1編成で運行できる列車の本数が減る。2012~2016年度に導入された銀座線の1000系電車は、このほど引退した01系電車より12両(6両編成2本)多い240両(6両編成40本)が製造されたが、ホームドアの設置による停車時間の増加に対応するためには編成数を増やす必要があったためだ。

このほか、平日は8時台の渋谷発~上野行き列車を浅草行きに変更。これにより上野~浅草間の列車が1本増える。土曜・休日は9時台に渋谷発~浅草行きを1本増発。虎ノ門6時22分発の浅草行きは運転区間を短縮し、新橋始発に変更される。

《草町義和》

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