日本自動車工業会は4月28日、2017年3月および2016年度(2016年4月~2017年3月)の四輪車輸出台数を発表した。
●3.8%増の41万9546台で2か月連続プラス 3月
3月の輸出台数は前年同月比3.8%増の41万9546台となり、2か月連続で前年実績を上回った。
車種別では、乗用車が同6.1%増の37万0964台と2か月連続のプラス。このうち、普通車は同6.4%増の34万6436台、小型車は同3.7%増の2万4352台、ともに2か月連続のプラス。軽自動車は同70.0%減の176台で4か月連続のマイナスだった。
トラックは同8.7%減の3万8611台と21か月連続でマイナス。内訳は普通貨物が同6.2%減の3万3619台で21か月連続のマイナス。小型貨物は同22.4%減の4992台で9か月連続のマイナスとなった。
バスは同17.5%減の9971台で2か月ぶりのマイナスだった。
●1.2%増の463万6454台で2年連続プラス
2016年度の輸出台数は前年比1.2%増の463万6454台となり、2年連続のプラスとなった。
車種別では乗用車が同3.4%増の413万5329台、このうち、普通車は同3.1%増の388万7500台、小型車は同9.4%増の24万3130台、軽自動車は同5.7%増の4699台だった。
トラックは同16.6%減の37万3097台。内訳は普通貨物が同12.0%減の33万3669台、小型貨物は同42.3%減の3万9428台だった。
バスは同7.1%減の12万8028台だった。