日本自動車工業会は4月28日、2017年3月および2016年度(2016年4月~2017年3月)の自動車国内生産実績を発表した。
●4.7%増の93万1137台で5か月連続プラス 3月
3月の自動車国内生産台数は前年同月比4.7%増の93万1137台となり、5か月連続プラスとなった。
車種別では、乗用車が同6.5%増の80万6967台で5か月連続のプラス。そのうち普通車は同2.3%増の47万3565台で2か月連続のプラス、小型車が同12.1%増の17万7618台で6か月連続プラス。軽四輪車は同14.1%増の15万5784台で4か月連続のプラスとなった。
トラックは同5.5%減の11万3518台で2か月ぶりのマイナス。内訳は普通貨物が同7.0%減の4万6772台で20か月連続のマイナス。小型貨物は同11.0%減の2万9429台で3か月ぶりのマイナス、軽貨物は同1.5%増の3万7317台で3か月連続のプラスとなった。
バスは同10.6%減の1万0652台で、2か月ぶりに前年を下回った。
●1.9%増の936万0278台で3年ぶりのプラス 2016年度
2016年度の自動車生産台数は、前年比1.9%増の936万0278台で、3年ぶりに前年度実績を上回った。
車種別では乗用車が同3.4%増の803万6668台。このうち普通車は同4.7%増の503万0758台、小型四輪車は同10.5%増の169万9956台、軽四輪車は同8.7%減の130万5954台だった。
トラックは同6.6%減の119万5585台。このうち普通トラックは同12.4%減の49万6724台、小型トラックは同2.5%減の31万7724台、軽貨物車が1.4%減の38万1137台だった。
バスは同5.2%減の12万8025台だった。