宅急便140~180円の値上げ...ヤマト運輸

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ヤマト運輸宅急便(イメージ)
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ヤマトホールディングスとヤマト運輸は、2017年度の「デリバリー事業の構造改革」を発表。その中で、宅急便の基本運賃などを9月末日までに改定することを発表した。

宅急便の基本運賃は、大きさ(縦・横・高さの3辺の長さの合計)をもとに算出される。さらに、発送地と到着地のエリア(距離)が遠くなるほど高くなる。

この大きさごとの基本運賃(税別)が、以下のように値上げされる。
・60~80サイズ 現行運賃に一律140円
・100~120サイズ 同160円
・140~160サイズ 同180円

例えば、現行の宅急便の最小サイズ60サイズの最低運賃は、運賃700円+消費税56円=756円だ。値上げ後の最低運賃は、運賃840円+消費税67円=907円となる。

クール宅急便などにある付加料金の値上げはない。

また、スキー宅急便、ゴルフ宅急便、スーツケースについて、受付可能な規格を大きく改定する。
・スキー宅急便 140サイズ→160サイズ
・ゴルフ宅急便 120サイズ→160サイズ
・スーツケース 上限120サイズ→160サイズ

新たな割引制度も作る。通常の届け先を同社の直定点である宅急便センターにすると、50円を割り引く。また店頭端末ネコピットを利用したデジタル送り状の利用で50円の割引なども講じる。

《中島みなみ》

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