総武本線の開業120周年で再び客車列車…DE10形けん引の12系 6月3・4日

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『総武本線開業120周年記念号』のイメージ。6月3・4日に運行される。
『総武本線開業120周年記念号』のイメージ。6月3・4日に運行される。 全 5 枚 拡大写真

JR東日本千葉支社は6月3・4日の2日間、総武本線の佐倉(千葉県佐倉市)~銚子(銚子)間で臨時列車『総武本線開業120周年記念号』を運行する。ディーゼル機関車が客車をけん引する。

発表によると、運行時刻は6月3日が佐倉10時28分発~銚子12時28分着、6月4日は銚子14時00分発~佐倉16時00分着。途中、成東・八日市場・旭各駅に停車する。いずれもDE10形ディーゼル機関車が12系客車5両をけん引する。列車の運行にあわせ、出発式が佐倉駅(6月3日)と銚子駅(6月4日)で行われる予定。一部の停車駅では沿線自治体による「おもてなし」も行われるという。

座席は全て指定席で、乗車日1カ月前の10時から発売される。JR東日本のインターネット予約サイト「えきねっと」では、既に事前申込みを受け付けている。このほか、『記念号』に乗車して銚子電気鉄道を訪ねるツアーが、5月2日14時からJR東日本の旅行センター「びゅうプラザ」で販売される予定だ。

総武本線は、東京~銚子間120.5kmなどを結ぶ路線。まず市川~佐倉間が1894年7月に開業し、順次延伸されて佐倉~成東間が1897年5月1日、成東~銚子間が同年6月1日に開業した。市川~佐倉間が開業120周年を迎えた2014年7月にも臨時列車が運行されており、このときは24系客車にDE10形とEF64形電気機関車を連結して運行された。

《草町義和》

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