ANA、国際線好調で当期利益が過去最高 2017年3月期決算

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全日本空輸(ANA)が発表した2017年3月期連結業績は、経常利益が前年同期比7.4%増の1403億円と過去最高益だった。

売上高は同1.4%減の1兆7652億円と減収だった。航空事業は、旅客数が好調だったものの、燃油サーチャージの減少や、円高に伴う外貨建て収入の円換算額減少などの影響があった。

国内線旅客収入は同1.1%減、国際線旅客が同0.2%増、国内線貨物が同2.8%減、国際線貨物が同17.7%減となった。

収益では、円高の影響や燃油価格下落による費用減少や、コスト低減活動などの効果から営業利益は同6.7%増の1455億円、当期利益が同26.4%増の988億円と、過去最高だった。

今期の通期業績見通しは売上高が同8.2%増の1兆9100億円、営業利益が同3.1%増の1500億円、経常利益が同0.3%減の1400億円、当期利益が同26.5%増の1250億円を予想する。

《レスポンス編集部》

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