マツダと広島大学、バイオ液体燃料生産を目的とした共同研究室を開設

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マツダ本社(広島)
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マツダは、広島大学との共同研究講座として広島大学大学院理学研究科内に「次世代自動車技術共同研究講座 藻類エネルギー創成研究室」を4月1日付で開設したと発表した。

次世代自動車技術共同研究講座 藻類エネルギー創成研究室は、微細藻類から自動車などの内燃機関の燃料となる再生可能なバイオ液体燃料を生産するために、藻類高性能化を目的としたゲノム編集技術による遺伝子実装研究および、高性能藻類のポテンシャルを最大限に引き出す最適培養環境の導出研究を目的として開設された。

自動車などの内燃機関を搭載した移動体のエネルギー源については、電気や水素なども活用されつつあるが、マツダは将来においても液体燃料が、効率的かつ実用的な手段であると考えている。同社は共同研究講座を通じて、藻類バイオ液体燃料をはじめとする次世代液体燃料の普及拡大を技術面からサポートするとともに、内燃機関においても「Well-to-Wheel(燃料採掘から車両走行まで)」という視点での大幅なCO2削減を目指して研究開発を進めていく。

《纐纈敏也@DAYS》

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