PSA世界販売、4.2%増の72万台…中国が減速 第1四半期

自動車 ビジネス 海外マーケット
プジョー2008
プジョー2008 全 3 枚 拡大写真

フランスの自動車大手、PSAグループは4月28日、2017年第1四半期(1~3月)の世界新車販売の結果を公表した。総販売台数(ノックダウン生産分を含む)は72万9424台。前年同期比は4.2%増だった。

世界最大の新車市場、中国は減速。第1四半期は東南アジアと合わせて、8万3045台にとどまった。前年同期比は45.6%減と、大幅なマイナス。小型車に対する減税が、縮小された影響を受ける。

欧州では第1四半期、信用不安を抜け出して以降の回復傾向を維持。PSAグループの第1四半期の欧州新車販売は、46万5312台。前年比は0.1%増と微増ながら、前年実績を上回った。

一方、南米は前年同期比1.5%減の4万0907台。インド太平洋地域も、15.6%減の4479台と後退する。中東とアフリカは、13万2831台。前年同期のおよそ4倍と、大きく伸びる。

PSAグループの2016年世界販売は、314万6382台。前年比は5.8%増と、3年連続で前年実績を上回っている。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 「鈴鹿8耐」最注目のヤマハ車は完全新作の『YZF-R9』! 150万円を切るなら「ブレイクの予感」しかない
  2. 日産『リーフ』新型発売にスタンバイ、家庭用充電器や太陽光パネル設置支援、米国でサービス開始へ
  3. 新型アウディ『Q3』のインテリアを公開、「コラム式シフト」と新デジタルコックピットが目玉に
  4. 新世代MINI『クーパー』と『エースマン』に全身ブラックの「モノクローム」登場
  5. 2.5Lエンジンを搭載する『インプレッサ』登場、米2026年モデルに「RS」
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ブレンボが新ブレーキ開発、粒子状物質を削減…寿命も最大2倍に
  4. スズキ初のBEVはなぜ「軽EV」じゃない?『eビターラ』開発者が語る「EVの悪循環」と「スズキの強み」
  5. 湘南から走り出した車、フェアレディZやエルグランド…日産車体が量産終了へ
ランキングをもっと見る