阪神電鉄の福島旧線跡に複合ビル…JR西日本と共同開発

鉄道 企業動向
福島駅付近に建設される複合ビルのイメージ。JR西日本と阪神電鉄が共同で開発する。
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JR西日本と関西大手の阪神電気鉄道は5月9日、JR大阪環状線・阪神本線の福島駅(大阪市福島区)付近にある所有地を共同で開発すると発表した。両社が共同開発を行うのは、これが初めて。ホテルと商業施設が入居する複合ビルを建設し、2019年春のオープンを目指す。

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発表によると、事業主体はJR西日本不動産開発と阪神電鉄の2社。JR西日本が所有する土地(799平方m)と、この土地に隣接する阪神電鉄所有地(1785平方m)の計2584平方mを一体的に開発する。

複合ビルは地上12階建てで、延床面積は1万1079平方mの予定。ホテルゾーン(1~12階)には阪急阪神ホテルズが入居する予定で、近くにあるホテル阪神と一体的な運用を図るという。商業ゾーン(1~3階)は阪急オアシスが入居する予定。8月から建築工事を開始し、2019年春のオープンを目指す。

共同開発される土地のうち阪神電鉄の所有地は、かつて阪神本線の線路が敷かれていた部分で、緩やかにカーブしている。同線の福島駅付近は1993年9月に地下化されたが、地上の線路跡地とその周辺は土地の形状などから十分な活用が図られていなかったという。

こうしたことから両社は土地の高度利用を目的とした協議を進め、共同で一体的に開発することで合意した。JR西日本と阪神電鉄は、ホテルなどが入る複合ビルの建設により、訪日外国人観光客の増加に伴う宿泊施設の不足に対応するとしている。

《草町義和》

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