【カーオーディオ “取り付け”至上主義】スピーカー・インストールの奥義 その1

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フォーカル・ES 165 KX2
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ホームオーディオを楽しもうと思ったら、製品を買ってきて、並べて配線すれば音は出る。しかしながらカーオーディオでは、製品を「取り付ける」という作業が必要となる。しかも、そこにはさまざまなノウハウがあり、場合によっては“失敗”することも有り得る…。

そんな奥深きカーオーディオの「取り付け」=「インストール」について、そのすべてを解説していく新連載をスタートさせる。この連載をお読みいただいて、カーオーディオについてご興味をお持ちいただくとともに、「失敗」のないカーオーディオ・ライフを送るためのご参考にしていただきたいと考えている。

まずは「第1章」として、スピーカーの「取り付け」関する奥義に迫っていこうと思う。

早速本題に入りたい。スピーカーは、「取り付け」次第で音が良くも悪くもなる。スピーカーの性能以上の音は出せないが、30%程度しか性能を発揮させられない、ということも起こり得るのだ。

ところで、ホームオーディオのスピーカーは、箱(エンクロージャー)にスピーカーユニット(ドライバー)が取り付けられた状態で売られている。しかしながらカーオーディオでは、スピーカーユニットが単体で販売されている。

ちなみに、ホームオーディオの愛好家の中にも、スピーカーユニットを単体で購入する方もいる。しかし、それを家に持って帰って裸で床に置き、それで音を出そうとする人はいないはずだ。ユニットを単体で購入する人は、スピーカーボックスを自作する前提で、購入してくるのだ。

なお、スピーカーボックスを自作するという行為は、相当に奥深き作業と言っていい。どのような素材を用いるべきか、どのくらいの大きさにするべきか、内部構造はどうするか、などなど、考えることが山ほどあり、もろもろを工夫することでサウンドをコントロールすることも可能となってくる。

カーオーディオでも、それは同じだ。スピーカーユニットをどのように「取り付ける」かで、サウンドをコントロールすることも可能なのである。しかし、何の工夫もなくただ取り付けた場合には、そこにあるのは「失敗」のみ…。スピーカーユニットの性能を引き出せない、という現実だけが横たわるのだ…。

では、どんなことに気を付ければ良いのだろうか。それを知るためには、ホームオーディオのスピーカーボックスが、どのような役割を負っているのかを考えれば見えてくる。

というわけで次週からは、スピーカーボックスの役割について解説していく。お楽しみに。

【カーオーディオ “取り付け”至上主義!】第1章 スピーカー・インストールの奥義 その1

《太田祥三》

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